女性のがん罹患(がんの発生)第1位を占めるのが、乳がんです。
他のがんに比べ、30代という比較的若い年齢層からもがんが発見されるという特徴があります。乳がんの死亡率は、昭和40年代当初に比べ4倍以上になっています。増加の原因として、未婚・晩婚化、初経年齢の若年化など女性のライフスタイルそのものの変化が影響しているとも考えられています。
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検査内容 |
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医師による視触診と乳房エックス線撮影(マンモグラフィ)を行います。乳房エックス線撮影には、対象年齢がありますので、くわしくは当協会にお問い合わせください。検診結果は当日お伝えします。 |
精密検査 |
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精密検査の種類には、乳房エックス線撮影(2方向)・乳房超音波検査・乳頭分泌細胞診があり、医師の診断によって行われる検査は異なりますが、精密検査自体は、検診当日に受けられます。検査結果は、約3週間後に通知されます。 |
自己検診 |
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自己検診は、乳がんなどを早期に発見するために大変有効な方法です。毎月忘れない日を決め、定期的に行いましょう。 |
自己検診の方法 |
かがみの前で…視診
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両腕を上げ胸を張りつぎの1〜3をチェック! |
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左右の胸の大きさ乳頭の向きに変化はないか? |
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乳房の皮膚にくぼみ・引き連れはないか? |
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乳頭にしっしん・かぶれはないか? |
左右の乳頭をつまみ分泌物が出てこないかしぼってみる。 |
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※血清分泌物に注意!赤色・茶褐色・黄色など |
横になって…触診
(枕を取りあお向けに寝ます。バスタオルなどをたたんで背中の下に入れましょう) |
4本の指の腹で乳房を肋骨に触れさせるくらいの強さですべらせ、
しこりがないかどうかを調べます。左の乳房は右手で、右の乳房は左手で調べます。 |
手を頭の後ろの方に上げ乳房が平らになるようにし、しこりがないかどうかを調べます。 |
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